吉60−6系統吉祥寺駅行きに乗るの巻

6月のダイヤ改正により、吉60系統・成増町〜吉祥寺駅線に新しい仲間が加わった。
それが今回調査した吉60−6系統だ。
因みにこの系統とついをなす系統が吉60−5系統「立野橋」行きだ。
立野橋バス停は関東バス青梅街道営業所と上石神井駅の間にある。
上石神井駅のひとつ前なら、上石神井駅まで行ってしまえばいいのに何故行かないのか。それはこの立野橋付近の道路事情が改善された事による。
因みに吉祥寺駅から上石神井駅に行く系統は吉60−4系統「上石神井駅循環」と言う。

とっても枝番が多いのがこの吉60系統の特徴だ。

今回は8時35分水道端発のバスに乗ってみた。
吉60−6系統は水道端発吉祥寺駅行きなのだ。

8:30過ぎ、関町2丁目交差点を通過する吉60-5立野橋行き。
この時点で乗客は一人。それも水道端で降りる。
8:37分。2年ほど前に拡幅された千川通りを回想でやって来たバスが一台。

これが水道端発吉祥寺駅行きの吉60-6だ。
水道端から乗るのは私を含めて2人。
それ以前にも一人待っていたがその人は関東バス武蔵野大学行きに乗って行った。
この時点で5分遅れである。
吉祥寺通り入り口交差点で、武蔵関方面から来て右折待ちしている吉64に先行する。
吉祥寺通り入口バス停で7人乗車
この人たちは、もし吉64が先に来たらそっちに乗ったのだろうか。
次の東京三育小学校入口では4人乗車。
関町南2丁目では6人乗車
武蔵野寮前2人乗車
立野町9人乗車
武蔵野第四小学校2人乗車
東京女子大、サンロード入口では乗降なし。
結局すべての乗客が吉祥寺駅で降りたのだ。
サンロード入口で誰も降りないのは意外だった。
計32人である。

もしこれが吉64に乗る事になったらバス車内は身動き一つとることは出来ない程に混雑したことだろう。
因みに所要11分であった。
このバスが水道端を出る3分ほど前にも成増町方面から来た吉祥寺駅行きがあったのだが、これも満席であった。
この吉60-6系統には吉祥寺通りの各停留所から乗る客の救済と、吉祥寺通りを通過するすべてのバスの混雑緩和の2つの意味があるのだろう。
この系統が新設されて3週間経つが、すでに吉祥寺通りではこの吉60−6系統を狙って乗る客もいる。
道路の部分拡幅がバスの混雑緩和に役立っているいい例と言えると思った。
対をなす吉60-5はほぼ空気輸送だが、それはこの枝番に限らない。

因みにこの系統とほぼ差が無い吉60-4だが現在1往復しかない状況なので、もしかしたら外環の2が完成する前に消滅するのではないかと思っている。
最後に、吉祥寺駅に進入する西武バスたち。


朝の吉祥寺通りは大変なのだ。