朝の快速列車に乗るの巻き

北東北の3つの県庁所在地には、それぞれ通勤快速のような性格の電車が設定されている。南東北の県庁所在地にはそのような列車の設定は無いから、きっと盛岡・秋田支社独自の性格のものなのだろう。多分、北東北は客車列車が長い期間走っていたから、電車化をアピールする為に設定されたのかもしれない。
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さて、今回は湯沢発6時44分・秋田着7時58分の快速列車に大曲から乗った。盛岡から秋田に18きっぷで行くときはいつもお世話になる列車だ。
参考:3247M(えきから時刻表)
写真のように、大曲駅からは降りる人より乗る人の方が多い。この時点で立ち席は確実だ。3両編成で立ち席が沢山出ているので便利な列車と認識されてることは確実だ。
もう1編成増結して5両編成にしても良いと思った。そうすれば座れる人も増えるし、速くて座れれば、自動車に対する競争力も付くという物だろう。
休日も使ったことがあるが、空いていた。やはり、通勤快速なのだろう。
なお、この列車には愛称が無い。水沢から盛岡に行く朝の快速列車には近年「アテルイ」と言う愛称が付けられたのにこれはどう言う事だろうと思って、昔調べた事がある。すると以前はこの時間に「かまくら1号」と言う列車があることが99年の時刻表より判明。思い返せば、701系導入の時にはJR側から
「快速列車を走らせます。」
という案内があったと聞く。導入時にはこの「かまくら」の他に新庄〜秋田「こまくさ」(これは「秋田つばさ」の代替か)。弘前〜青森に「いわき」、秋田〜大館に「しらゆき」、羽後本荘〜秋田に「こよし」、八戸〜青森には「うみねこ」と、ネームドトレインが結構あったものです。今からすると「うみねこ」と「海峡」を乗り継いで函館に行ったのも遠い過去の話のようです。
この当時から無名だった水沢〜盛岡間の快速に「アテルイ」と愛称が付き、「かまくら」「いわき」「こよし」は朝の下り1本に減便の上、無名称化の道を辿るとは、なんか変な感じです。もっとも、当時からヘッドマークも無かったんですけど。