新潟競馬場へのアクセス

新潟競馬が開催されている。

7/30の新潟ジャンプステークスと7/31のアイビスサマーダッシュを観るために新潟競馬場へ行って来た。

この競馬場はJRA屈指の僻地にある競馬場で駅から徒歩で行ける位置には無い。最寄りは豊栄駅だが、この駅から4kmは離れているので、夏に徒歩で行くのは自殺行為だろう。

因みに自家用車でのアクセスはかなり便利で自動車専用道路直結と言ってもいいほど近くに新新バイパスが通っている。駐車場も無料だ。因みにこのバイパスは新潟と新発田を結んでいるので、宿泊するなら新発田を選んで名物のジャンボ焼売を食べるのもいいだろう。

行き

コロナ禍という事もあって新潟駅からの直行バスがメインとなる。万代シティ発の路線バスと新潟駅発の空港口経由の路線バスがあるが、座って行きたいなら万代シティが始発地のバスに乗った方がいいと思う。ギリギリにバス乗り場に行っても座る事が出来るが、新潟駅からは満員になる。

直行は行列の長さを見て決めよう。

新潟駅始発のバスも13:40頃に出るバスは空いている。新潟競馬場着はほぼ1時間後なのでメインレースしか観ないというならこれはお勧め。

どの路線も料金は同じ580円だったか?600円はしない。どの路線もSuicaが使える。

万代シティ始発の系統は途中、新崎駅前(バス停は道路上で駅前には入らない)に停車するが、ここから数人乗り込んでくる。新潟競馬場行きでここから乗るのはお勧めしない。

という事で、メインレース(とその前の1レースくらい)を見たいならE23系統の午後便がお勧め。

もうちょい早く観戦したいなら万代シティからE44系統に乗ろう。

とにかく早く行きたいなら立ち席覚悟で新潟駅南口発の競馬場直行バスで行こう。

帰り

新潟交通が悪いのかJRAが悪いのか、どんなに長い行列ができていても増発も増便もしない。

00分発のバスは東京の帰宅ラッシュ以上にギュウギュウの状態になるまで人を乗せるし、10分発のバスは満員になっても10分になるまでは新潟競馬場から離れない。花火大会や祭典輸送でそれなりに波動輸送の経験はあるはずだが、なんでこんな事になるのか解らない。

直行バスは11レースが終わったらすぐ並ばないと1時間待つ事になるし、待った挙句立ち席で35分近くバスに揺られる事になる。ただし、観光バスタイプのバスが来る事もあり、そうなると補助席込みで全員着席となるのでラッキーだ。

バイパスは事故でも起きない限り渋滞は無く快適に走行可能だ。競馬場の入場が制限されているので渋滞のしようがないのだろうと思う。来年はどうなっているか分からない。

立ち席で帰るのは嫌だからとタクシーを待つのもお勧めしない。

11レースを観たらすぐ並ばないと大変な事になる。私は11レースの表彰式まで見てからタクシー乗り場に行ったが、長蛇の列が出来ており、1時間待った。見た感じ4台くらいのタクシーでやりくりしているようだった。タクシーの運転手さんも波動輸送を期待して、さぞ沢山のタクシーが待機しているんだろうと思ったが、それは間違いだ。

どうしてもタクシーを使いたいなら予約しよう。むしろ予約しないとタクシーに乗れないと思っていた方がいい。

タクシーも直行バスも長蛇の列なら、新崎駅経由のバスを使って新崎駅からJRを使うのがお勧め。行きではお勧めしない新崎駅利用だが帰りはぜひ使うのが良いだろう。

 

コロナ禍という特殊な状況だが、どうしたら自家用車以外の来場者を捌く事が出来るだろう。

私は新潟駅からの直行バスをやめて、豊栄駅から新潟競馬場へのバスをひたすら運行するのが良かったのではないかと思う。幸い新潟競馬場は直行以外にも2系統の路線バスがあるので鉄道へ乗り換えを嫌う人はこちらを使う事が出来るし、豊栄駅から新潟駅へは概ね20分に1本の電車が出ているのでバスで運んだ来場者を電車が積み残す事はないと思う。

また豊栄駅までバスなら10分程度なので競馬場から新潟駅を往復すると80分程かかるが、豊栄駅から新潟競馬場なら往復30分程度で済む。1台でより多くの人を運ぶ事ができる。何より満員の状況から10分程度で解放される。

 

来年もコロナ禍が続くのか分からないが、もし続くようなら豊栄〜競馬場間のピストン輸送を検討してもらいたい。