弘前を観光した。

18きっぷの残りを有効に使うべく、リゾートしらかみを使い、一路弘前へ。
いやいや素晴らしい列車でしたよ。景色はいいし、窓はでかいし、後ろのお客さんはダブルブッキングで大変そうだったし、津軽三味線の生演奏は見たかったにもかかわらず眠くて見逃すし。
さて、弘前といえば洋館だ。それでなのか、リゾートしらかみにはこれから函館に行くという人も多かった。弘前と函館の違いを見出せましたかな。
弘前も函館も観光地として、旅行者には結構配慮がなされています。両都市を比べるなら、函館は、北海道観光の入り口で滞在型。弘前は東北人の小旅行として日帰りが良いかな?って感じがしました。ただ、弘前プラス太宰治とかになると滞在型もお勧めよ。
んで、弘前なんですが、これが喫茶店が多いんですわ。しかも味のある奴が。屋台から、東北で一番古いのから、コーヒー専門から、ケーキの美味しそうなの、洋館の改装型、いろいろあって、喫茶店巡りの旅が出来そうです。この時点で、一泊では足りないような気もします。以前行った新潟も多かったです。盛岡が少ないのか、弘前・新潟が多いのか謎です。
弘前では、AtoZと言うのもやっていました。
私は全く、知らなかったのですが、今の弘前はこのAtoZ一色です。これだけ、街が一丸になるなんて一体誰が旗振り役になっているんでしょう?少なくとも、奈良美知氏の実績がここまで街を動かしているのは確かですね。私もワンカップ買いました。
http://photofriend.jp/u/16748/56a23ad5f97330e050e9aa060c8dc61e0000000000000186405.jpgワンカップ
お菓子も買いたかったんだけど、甘い物はご勘弁な気分だったので、辞めました。
洋館にケーキに喫茶店。春は桜。なかなか良い観光地です。そして今は強力な牽引役も居ると。
弘前は食も目も楽しめました。洋館と言う点では同じ感じの観光地、弘前と函館ですが、中身は全然違う物でした。強いて言うなら、弘前は函館と比べて、物理的な障害が無い分まとまりに欠けるかなぁと言う気がしました。あと、歯抜けに駐車場があるので、市街の纏まりが崩れているという感じも受けました。
盛岡と弘前・函館を比べた場合、盛岡に足りないのは、企画力と、牽引する人ではないかと思いました。弘前では街一丸となった美術展示を。函館では、古い民家の再生や壁の塗り替え、商店としてのリフォームを実際にやっていて、この点を盛岡と比べると、まったく雲泥の差なのです。
街のまとまりは盛岡が一番です。盛岡駅を出て、橋を渡り、大通りが口をあけていると言うのは分かりやすいです。
川と言う障害も街を凝縮するのに一役買っています。川の目立たない弘前と比べると良く分かります。
AtoZ