小学生の時の疑問

私が小学校低学年の時、何か気に入らない事があれば
「よーきゅうしてやる」
と言って脅すことが生徒の間で流行っていて、その「よーきゅう」という言葉に意味も無く恐怖を覚えたものだが、今考えてみるとあれって
「要求」
だったのね。
そんで、

  • 要求するとどうなるか。
  • 誰に要求するのか。
  • 要求された方はどうなるのか。

なんて事は一切考えた事は無かった。ただ、「よーきゅうされたくない」位にしか考えた事はなかった。
要求した人も、された人も、ましてや、要求されて何か制裁を受けた人も見た事が無いのにただ恐怖を受けていたのだ。
で、この生徒達の漠然とした恐怖を先生達は解こうとしない。むしろ乗ってくる。
帰りの会
「どうするの?」
なんて聞いてくる。
勿論
「そもそもどうなるんですか?」
なんて生徒の方から聞かない訳で、先生にとっては実に都合のいい言葉だったと思う。
なんか、あの頃は無垢に慕っていた先生も今考えるとむしろ嫌な部類に入る人なのかもしれない。
と、そんな事を今考えても手遅れなので、その当時から考える力を身に付けておくことは大事だと思う。
じゃないと詐欺に引っかかるかもしれん。