地ビールと大手

最近、大手のビールメーカーでもチルドビールってのを出すようになってきた。あの濁ってて、濃い味のビールです。
私はベアレン醸造所のビール(これもチルドビール)が好きなのだが、大手の出したチルドビールってのが気に入らないのです。
チルドビールってのは、酵母が生きているビールなので当然、保存や、保管に普通のビールよりもコストがかかるわけです。今までのビールってのは常温での保存も可な訳です。だって酵母菌いないし。
酵母が生きているビールってのは飲んでも、アルコール臭さが余りありません。パンっぽいです。なんせ酵母ですから。通常のビールはアルコール臭いです。なんせアルコールのみですから。
んで、地ビールメーカー各社は、大手との差別化を図る為に、酵母が生きているビールをそのまま売ろうと考えて、弱小ながらも、大手の販売スペース(ビール売り場の棚)に割り込もうと必死に努力したわけです。その努力が実って、チルドビールは一定の市場を獲得することに成功した訳です。
そこにね、大手のメーカーが割り込んできた訳ですよ。なんかズルいんでないかい?市場開拓は弱小メーカーにやらせて、もうそろそろかなって時にドーンと入ってくるのは。