富山の回の前

富山の報告に入る前に、下の報告をご覧下さい。

#327 富山ライトレール 新線建設着々 工事写真紹介 2005.12.11
http://www.urban.ne.jp/home/yaman/news63.htm##327
リンク元路面電車を考える館

富山港線の方は全くのノーマークでして、と言うより、旅の最終日はもう早く帰りたかったので、地鉄富山市内線もあんまり具体的には見ていません。まあ、初めて行った所じゃないんで、それなりに分かっているつもりですが、最近、変化著しいトラム事情ですからちゃんと調査しないとイカンかったなぁと思っています。
さて、言い訳はこの辺にして、先の工事写真の3枚目(最後の写真です)は日本のトラム事情からすると画期的ではないでしょうか。私は路面電車の軌道と言う物は道路の中心に設置する物だとばかり思っていましたが、法の運用如何によってはこんな感じで隅っこに設置することも出来るのですね。

軌道建設規程第8条及び第9条においては、道路交通上の安全性、排水上の優位性等の理由から併用軌道は道路の中央に敷設することが原則とされているが、道路の種別及び幅員によっては道路の片側に偏して敷設することができることとされており、同令は適切に運用されているものと認識している。

参議院議員桜井充君提出ライト・レール・トランジットの国内普及に関する質問に対する答弁書より

なんて答弁から、隅っこに軌道を設置する場合の許可は、かなり消極的にしか出されないだろうと思っていましたが、富山で前例を作ってしまえば以後の軌道新設や移設の際の手続きは楽そうです。
と、言うことで富山の報告はまた今度。
追記:botamoti LOGにて、新設軌道工事中の写真が見れます。