ここまでのまとめ

  • 市街地に単線で軌道を敷くのは良くない。

富山ライトレールは国内初のLRT路線となっていますが、これをそのまま市街地に持ってくるのは難があると思う。これはLRTの郊外部として考えるべきなんだろう。
都心部では5分間隔(或いはその前後の密度)が望ましいと思う。
ゆえに、市街地では複線で整備するのがいい。

  • 山田線はどう生かすべきか。

私が、高校生のときは、新駅設置と本数の増加が一番良いと思っていた。今もそう思っているけど、問題はある。まず、誰かのブログでコメントに書いたことがあるが、山田線は後背地の人口が少ないので、本数増加で旅客が投資に見合う以上に増えるかと言う問題がある。
本数増加と言う点で言えば、盛岡〜上米内の間と言う事になるが、この区間には交換設備が無い。
現行この区間は16分で走るので、スピードアップと到着と同時に待機していた列車が発車となれば、30分間隔の運転も可能だろう。
これなら桜台では充分バスに対抗出来る。
1時間々隔にすると山岸、上盛岡での競争力が無い。
ただ、山田線は中心部の外周を廻るように敷設されているので、市内へ行くのに山田線を使うかという疑問が残る。
駅は、岩手大学の辺り、片原の鉄橋の盛岡側、愛宕山トンネルの山岸側なんかか。

  • 盛岡ではDMVは使い物にならない。

あれは鉄道メイン、ちょっと道路って位が丁度良いと思う。だからもし使うなら、
桜台団地を周回して上米内駅へ。そこから北山の踏み切りまで山田線を使い、そこから中心部(川徳辺り)までバスになって行くってのが良いと思う。
しかし、定員20程の為に軌道交通を使うのってどうなの?と思う。
DMVは、貨物や特急は需要旺盛だが、ローカル輸送の単位は小さいって所に使う物だと思う。

  • 盛岡がまずやるべきは道路整備

と言っても、郊外開発やれと言う訳ではない。
4号線バイパスに接続して市内に至る道路が貧弱すぎるので、せめて2車線+歩道は確保しましょうよと言う話。
南大橋交差点から、市営球場付近交差点から、愛宕町・中央公民館から、それになんと言ってもNHK前から市内への道が貧弱なので、すぐに渋滞する。
渋滞は、道路容量に対して、交通量が過大だから起こる訳だが、これらの道路はそもそも貧弱なのです。

  • 市内の道路は、一方通行を積極的に増やすべきだと思う。

往復になるように道路を組み合わせて一方通行を増やし、駐停車の影響が少ない道路を目指したらいいと思うのだ。

  • 北山トンネルが完成したら、松園急行バスは、そっちを経由したらいい。

それで、昼間も急行が運転されれば便利かも。
で、これを南イオン行きのバスと組み合わせれば、松園ターミナル〜盛岡駅〜南イオン(実質的な盛南エリアのターミナル)
で、市内を縦貫する路線が出来ると思う。