強風による運休と代行バス

昨日乗っていた一ノ関発仙台行き522Mが強風のため鹿島台駅手前で長時間停車し、代行バスでの輸送に切り替えられた顛末。

一ノ関を出た時点では順調。車両も岩手県内と違って、朝の2本はクロスシート6両編成。
盛岡地区でも何とかならんかねぇ。
東北地区のロングシート化は混雑対策というより、学生のマナーの悪さが原因とも言われているので、クロス車が多い仙台は通勤需要もあるからクロス車もあると言う事なのかな。
それは置いといて、石越駅についた電車が、発車時刻になってもなかなか出発しない。
輸送指令とのやりとりを聞くに、
「石越〜新田間で強風による徐行運転を実施」
らしい。しかもこれは暫定で、瀬峰駅から先は新たに指示が出るとの事。
とりあえず電車は25km/hでゆっくりと走る。
これが田尻まで続く。
8時30分頃遂に電車が鹿島台駅で停まる。

非常に見づらいですが、信号は赤。500mくらい先には鹿島台駅が見えます。
強風が止むまで停車だそうだが、これはもう運休のサインだろう。
ところでなんでこんな中途半端なところで停まっているかと言うと、鹿島台駅には先行の電車が既に停まっていて、ホームに入れないからなのです。ホームは3番まであるものの、上り列車は中線に入る為の分岐が無いので、つまりはこんな中途半端な場所での停車となったのだ。
この時点で電車は50分遅れ。

9時40分頃、JRの人が続々とどこからか現れる。
この時点でバス代行は決定していて、そのための準備と検証のようだ。
9時55分ころ電車の先頭ドアに梯子が付く。
現場に人が来てからの対応は早い。
しかしここからが遅い。
10時22分。まだ電車から出られない。
車掌が代行の案内をし、仙台直行の人は先頭に集まって下さいと言ってからもう20分以上経過。
外では、どこから聞きつけたのか、野次馬のジジイが写真を撮りに来た。

10時30頃やっと電車から出られる。


代行バス日本三景交通。
私が乗ったのは、仙台直行便。三陸道を経由し、仙台に行く。これが2〜3台で行くのだが、一列車で100人近くの人が仙台に向かうというのは多いのか少ないのか。
各駅に停まるものはJRバスだった。

代行バスは11時直前に出発。10時34分に私は乗り込んでしまい、バスが満員になったのは10時40分より前なのだが、なんで満員になり次第発車しないのかねぇ。
で、バスは三陸道を経由し、仙台駅東口に到着。時間は11時50分頃。
長時間の缶詰は情況がわからないし、身動きが取れないので誰しもイライラするもの。怒鳴り散らす迷惑な爺さんもいたが、車内放送使ってFMラジオでも流せばイライラも緩和されたんじゃないのかと思ったよ。