結局伐る方向なのかな。

市民不在と批判が噴出 ヒマラヤシーダ伐採で説明会

こんな集まり開いたって何の意味も無いですよ。
既に伐るって言う方向で作業を進めていたんだろうし、伐らなきゃ現在建設中の施設自体の設計も変更しないとならないし、ご意見箱の意見と回答が同時に聞けるってくらいの意味しかないですわ。
それにしても、特定非営利活動法人都市デザイン総合研究センターの中村正理事の意見はどうなんでしょう。

「ヒマラヤシーダは円すい型の樹形を楽しむ木で、現状は密集しすぎ。岩手公園全体の緑を育てる視点での取り組みが必要だ」

本当にどう捉えたらいいんだろう。
中村理事が言っているのはようは間伐しろってことだと思うのですが、この説明会で話し合われているのは、バス入退路を確保する為に全部伐採するか否かって事な訳で、そこで間伐がどうのこうのってのは意味が無いのではないでしょうか。悪く捉えると、間伐を隠れ蓑にして市の計画を容認させようとしているようにも思えます。
まぁ、住民の意見が全て正しいとは思わないし、過去には、道路の真ん中に残ったイチョウの大木の下枝を伐っただけで抗議が来たり、街の景観のためにと植えた並木を「信号が見えない」ということで市にクレームを入れたり(仙台の話)、そんな昔話もあった訳です。
でも今は何か大きなプロジェクトを実行するに当たってはパブリックコメントとか事前に意見を募集したり協議したりする場があるのです。なのにこんな事になっちゃうんですねぇ。
パブコメで集められた意見をどう吸収して今回に至ったのか全く分かりませんな。
そもそもパブコメでは大型バスの回転場所云々は書かれてなかったような気が。