高速バス好きなりに考えてみた。

アーバン号を利用した人なら一度はそんな疑問を持つのだろうなと思った。

気が利かない:ANNEX
http://new-new.cocolog-nifty.com/annex/2009/07/post-6536.html

これを気が利かないと思うかどうかは別として、あくまで想像ですが、以下の事が考えられるのです。

  • 会社間の調整が面倒だ。或いは複雑だ。

アーバン号は岩手県側二社(岩手県北バス・岩手県交通)と宮城県側二社(宮城交通・東日本急行)とJRバス東北の5社が共同運航している。この5社がキャンペーンで特別運賃を打つのは別として恒久的な停留所を新設するのは案外面倒なのではないかと。いや、まぁあくまで想像。

  • イオンの前に設置する意味が無い。

みちのく号(盛岡〜大館線)はイオン盛岡前に停留所を設けているんだけど、これは明らかに、秋田県北部からイオン盛岡に買い物に来る人の利便性を考えての対策だと思う。それと比べてアーバン号はどうか。仙台からわざわざイオン盛岡に買い物来る理由がない。まぁ、中屋敷か前潟(イオン前)に停留所を設けるなら前潟(イオン前)の方が国道46号線沿線住民には便利かなと思う。

  • 急な需要に対処出来ない。

一番大きいのはこれではないかと思う。
高速道路を走るバスは立席が出来ない。なのでもし盛岡駅を出た時点でほぼ満席の場合、イオンや中屋敷で計10人くらい乗ろうとしようものなら、これを断らなければならない。で、断られた方はそこで次のバスを待たないとならないのだがアーバン号は1時間に一本なのよ。
比較として出されていた福島線は15〜20分おきにバスが出ているので、もし来たバスが満席で次のバスを待つにしてもそれほどでもない。
盛岡駅を出た時点で増便を出す事もあるアーバン号に、途中停留所を設ける事は結構冒険なのではないかと。見込みで増便出して空振りに終わるのもなんだし。
バスの本数を今の3倍にするのは現実的では無さそうだし。
アーバン号を特急と急行に分ける(従来の特急便と別に高速道路上のバス停にも止まる便を新設)なんてのも考えたけど、そこまでする必要あるのかなと思ったり。
いろんな高速バスに乗っての感想というか感触から言えば、短距離(おおむね60から90分で起終点を結ぶ)で多頻度な路線か、本数は少ないけど一般道区間が長くて沿線人口自体が少ない路線で中間停留所が多い傾向があると思う。

私としては、イオンや中屋敷辺りより県庁・市役所前に停めて欲しいなと思うのでした。
まぁ、議員経由でバス会社に要望出したら案外簡単にイオン前でもどこでもバス停が出来たりしてとも思ったり。
あとは、高速バスにはトイレが欲しいなぁとか、仙台まで行く快速列車があればいいなぁと思ったのだけれど、それはこの話題とは関係ないのでまた別の機会に。