図書館に行ってきました

雪の降る街をわざわざ電車で都南図書館まで。
高松図書館は地域情報系の図書が充実。都南図書館は高校のときからお世話になっているので非常に探しやすい。ある程度探すものが決まっている時は都南図書館に行く事にしているのです。どうもネットだと一方的な見方しかしていない情報ばかりヒットするので、こういう時は図書館に限ります。書籍になって図書館に配課されているって事はそれなりに読むに足りるって事なのだなあと改めて実感したのでした。
と言う事で、借りてきた5冊のうち2冊を紹介します。
まず1冊めは

路面電車が街をつくる―21世紀フランスの都市づくり

路面電車が街をつくる―21世紀フランスの都市づくり

最近よくLRTを導入しようって話を聞くんですが、導入にむけて具体的に動いている所は別として、どうもそれ以外の所は怪しいものばかりで、反対意見も聞かない。運動自体の盛り上がりがどうもイマイチってのもあるんでしょうが、LRT礼賛の話はもうお腹いっぱいなんで、ある程度具体的な話を読んでみたいなあと思って借りてみました。
そして2冊めは
なぜ日本の街はちぐはぐなのか―都市生活者のための都市再生論

なぜ日本の街はちぐはぐなのか―都市生活者のための都市再生論

です。
これもLRTにリンクする問題なんですが、私としてはどうも巷のLRT導入しようよって言ってる人は、なんかこう私からすると路面電車好きか、現体制に反対って人ばかりに見える訳です。
思うに、LRTを導入するって言うのは、そんな簡単なものじゃ無いでしょうよ。もっと都市そのものの構造に関係するもんなんじゃなかろうかと。つまり、中心市街地から車を追い出してトランジットモール化したらそれで成功かと。そんな事したって、朝と晩だけしか人が乗らない無駄な軌道交通が一つ出来るだけですよ。と思ったのだ。
と言う事で、タイトルが面白かったので借りてみた本なのだ。これらの本の感想と併せ、私なりに考えてみた事を、近いうちに書いてみたいと思った。