運ぶだけが使命なら、そんな頼りにならないものはない

 朝起きたら雪が積もっていた。こんな日は決まってバスは5分遅れるのだ。
いつもの雪なら5分。よほどのことがない限り10分以上遅れることはない。始発地から遠くないので遅れてもそんなもんだ。
だけど今回は私がバスを使い始めて以来、初めて1時間以上遅れました。68分遅れです。いつも通勤に使うバスは目的地に着くのが早すぎるのですが、次のバスが50分後なので仕方なく使っているのです。その路線は30分の間に回送バスが2本も通るのだけど、県交通は労組が強いのか、バス時刻が全然改良されないのね。
68分遅れたなら次のバスに乗ったらいいだろうと思うかもしれませんが、次のバスも20分遅れなんで意味なしなのよ。
通勤時間に30分も遅れて救済措置も取らないってのはどうなのよ。しかもその間に回送バス何台走らせてんだよ!
あんまり遅れるんで初めてモバイル版バスロケシステム使ってみました。けっこう使いやすいですね。普通のバス停で待っている限りは。
私が待っていたのは「盛岡バスセンター」なんで行き先により路上バス停に停まるのと、敷地に入ってくるのと2通りあるんですが、そこはカバーされていないのね。これは不便。で、バスが遅れに遅れてやって来て、発車する時に気が付いたんだけど、同じ路線のバスが待機してんの!それ何分後に出すんだよ!因みに、路線によっては定時に出て行くのもあり、日詰・都南方面からの折り返し便がひどい遅れだった一方、46号線を使う便や、県北バスは遅れが少なく、本数の多い松園方面はそもそも何分遅れているのかなんてどうでいい感じだった。岩脇団地行きが結構遅れて出発したけど、松園行きで救済可能なんで、誰も困らなかったんじゃないかと思う。
ついでに一昨日乗ったバスは運転手が駄目駄目だった。アナウンスで「バスが停止してから席を立ってね」なんてのをよく聞くけど、あれを実行したら、降りる人がいないと判断されて、扉閉めるのよ。私含め、3人そんな目に遭いました。
そもそもな、バスが停まる前に席を立つのは、そんなアホな運転手が沢山いて、「早くして」なんて急かす奴まで昔はいたわけよ。そんで年寄りほど危ないのに、ブレーキで減速してる最も危険な時に席を立つわけだ。つまり危険は承知だけど、過去の経験がそうさせているのだ。実際、15年位前でもそうだったし。未だに、バスが停まる前に扉を開ける駄目な運転手は沢山居るが、急かす運転手はさすがに居なくなった。と思ったら無言の内に扉閉めるもんなぁ。何考えてるんだか。まぁ、何も考えてないんだろうな。因みに、ちゃんと停まってから扉を開ける運転手は高速バスを除けば一人しか見た事がない。