子連れって大変なのよね

2歳くらいの子供(俺のじゃないけど)を連れて、街へ買い物に出掛ける。
バス停までの道路は歩道も、柵も無い。交通量はイベント開催時以外は少ないので、バカがインを攻めてこない限り安全。
母が「電車に乗せてあげたい」というので、予定変更で駅まで移動。バス停の先から始まる遊歩道を歩く。
遊歩道の安全さに感動する。歩道程度じゃ生ぬるいのね。遊歩道入り口の障害が休み石として利用率高し!
絶対に自転車は遊歩道走っちゃ駄目だな。
途中、大型犬のウ○コを多数見かける。飼い犬の糞の始末くらいやれ!大きさと数が尋常じゃない。
某棒線の駅に着く。バリアフリーなんてくそ食らえな駅だが、階段が5段くらいしないので苦ではない。
構内は原則禁煙なので歩きタバコの馬鹿野郎を気にしなくてすむ。
電車に乗る。おとなしく景色を眺めていてくれるのでこっちには貴重な休憩時間。
盛岡駅に着く。エレベーターもエスカレーターもあるけど、階段でも苦にならない。なぜかって安全だから。
改札を抜け、しばしバス見学。鳩はけっこういい遊び道具。
子供がバスに近づきすぎる。とにかく警戒と防御で神経がすり減る。
なんか知らんけど突然走り出して路線図の前の残雪に滑ってコケる。
この時期の残雪は真っ黒で、ゴミだらけだ。目的地到達前に悲しい気分。
空港線乗り場に、妙に殺気立った貧乏くさい行列を見る。空港に行く感じではないので、多分競馬場に行くのだろうと推理。
元・競馬会館を保健所じゃなくテレトラックにしておけば、このシャトル費用も浮いたろうに。映画館通りにある場外馬券売り場はどうなっているんだろう。
かくして、バブルの遺産は誰にも公開されない絵と共に市のおもちゃと化す。
バスが来る。ノンステだワンステだなんてベビーカーを持っていない身には関係ない。子供を担いで乗る。
私としては不便なところは無い。
川徳着。物産展見る。最近は閉店間際にしか来てなかったけど、休日の日中は混んでるのね。ハンバーガーとか、モンブランに行列が出来てる。
試食を狙うも、なぜかどこも俺らの直前で終わる。
入り口付近の天王寺から来たらしい亀の形をしたカステラを買う。子供に大人気。
おもちゃ売り場へ移動。トミカのショウケースの前に連れて行くと圧倒されたようで固まる。
このおもちゃ売り場の品揃えは、コイツ等向けかと改めて実感。トミカプラレールと、トーマスの組み合わせは最強ですな。
エレベーターで地下へ移動。川徳のエレベーターは遅すぎる。
故に、その長い待ち時間で溜まりにたまった客が搬器の定員ギリギリまで乗るので、下りは7階から満員。それでも強引に乗る。
あれは上り下り、それぞれ専用にしたらどうだろう。せっかく二器あることだし。
地下のフードコートみたいなところで物産展で買ってきた弁当を開ける。同じ事をしている人が結構いる。自分の出したゴミを見ながら
千円以上もする弁当食べるのは、さぞ雰囲気の出ないことだろう。
食事中も子供がどこかに行かないように、交代で面倒を見る。川徳さんには屋上を活用してもらいたい。
従業員が休憩中に隅っこでタバコを吸うだけなんて使い方はイメージアップには全く貢献しない。
とりあえず眺望確保しつつ屋根と壁つけて、いすとテーブル置いて、ストーブとテレビ設置したらシャーワー効果絶大の休憩兼、飲食スペースの完成さ!
子供があまりにも動き回るので、遂に、カートに乗せる。便利だ。乗り物好きの男の子には特に有効。主導権奪還。
家でケーキを待っている人間がいるので、ケーキを探すも、意外とケーキ屋を選べないのね。カワトクって。
ある程度の高級感を維持しつつ、ワクワク感を与えて欲しいですな。デパートには。
とりあえず、コージーコーナーのケーキを置いてくれ。もう、コージーでいいから。
結論として、カワトクって結構いいですよ。可能性もまだ眠ってるし。
あとはそこにたどり着くまでのインフラの維持が問題だな。歩道の縁石はその最たるものだし、雪も片付けようぜ!
そりゃまぁ、家族連れはイオンに逃げるよなぁってお話ですよ。
だって、仮に品揃えがクソでも歩きタバコの馬鹿野郎と、クルマの驚異からは開放されるもんな。
そうして幼い頃からショッピングモールと近所のスーパーにしか連れってもらったことがない子供が10年15年後には中・高生になり自分にある程度お金と移動の自由が与えられたときに何処へ行くかといえば、やっぱりイオンなのだ。まぁ、あればだけど。自転車を何キロも漕いで。
もうその子らに中心街の選択肢は無いのよ。
商店街と、ショッピングモール。20年後にその場所に無いのはどっちかといわれれば、多分どっちもなんだと思う。
ただ、ショッピングモールは別の場所に、近隣住民に購買力がある限り出来るだろうけど、商店街は5年10年で形成されるもんじゃないから、
リタイヤした商店主の墓場になるだけなんだろうな。
それを避けたいなら、まず、道を平らにすることだ。せめて傷んだ縁石を交換しましょうよ。
あと、清掃活動と、雪かきね。そんでこれをテレビやラジオや新聞に取り上げてもらうこと。
どんな活動も、立ち上げや陳情の段階から取り上げてもらおう。
当然のことやってても、知れ渡る効果は多きい。運転代行が道端のタバコの吸殻を集めたなんてのも、例え自分らが客待ちの時に
捨てたものだとしても、知れ渡れば高感度アップだ。
そうやって、家族連れを少しづつ取り戻せば、10年後に、中高生になった子が、普段はイオンにしか行かない友達を中心部に連れて来てくれるかもしれない。そして今度はその子らが親になった時に来るかもしれない。そしてその子が10年後・・・というように長い年月をかけて取り戻すのが実は堅実で効果があるのではなかろうかと思うのだ。
あと、おもちゃ屋。というよりおもちゃ屋が提供する遊び場が重要かも。それに併設してミスドなんてあったら親子のたまり場になりそうな気がする。