存在しているものは大切にしたらいい。

そもそも、古いものなんだから慎重に歩けよって気がするんですけどね。
あと、定期的に補修をしないとどんなものでも使い勝手が悪くなるし、文化財になる遥か以前、それこそ、現役で使われていた当時からそんなに危険なものだったとは思えないのです。

伝統か安全か/倉敷市・美観地区:asahi.com
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000000803050001

何の相談もなしに階段にしてしまったってのが問題なんでしょうね。
登米の警察資料館の階段なんか、当時のままだから危なくって仕方ないですよ。でも、あれを作り変えると、当時の警察官がスパイクの付いた靴を履いていたって言う説明が面倒くさくなる。
それは別として、エレベーターの問題も、バリアフリー法があるんだから仕方ない気がする。まぁ、無かったところで沢山の人が困るって訳でもないだろうけど。
建物よりエレベーターの方が登場するのは跡なんだから無い施設に付けると何か雰囲気がおかしくなりそうだけど、その辺りは、実際に使われている施設なら、そのことも含めて歴史にすればいいし、
そうでないところは、どうせ考証しながら観光する人なんていないんだから、外装だけ「レトロ」な搬器付ければいいんじゃなかろうか。
いずれ、もともと無い物を「復元」とか言って造っちゃうよりはあるものを生かすほうが利益になると思う。