100年かかるっていつから言い始めたんだ

盛岡駅南大橋線も対象に 盛岡市が道路網計画見直し:盛岡タイムス 2008年7月21日 (月)
 都市計画道路の残事業費は区画整理事業予定区間を除いて約2千億円と試算されている。市の街路事業予算は02年度まで年30〜40億円で推移していた。それが行革に伴う4割削減などにより04年度予算で道路事業を含め約15億円になった。このまま進めば事業完了には130年、年20億円だとしても100年はかかる。

引用の通り、現行の予算で計画を実行に移すと100年はかかるそうです。だれも100年後なんて分からないんだから、せめて15から20年後を見据えた、計画を立てていただきたいものです。それにしても道路予算って毎年たったの15億円なんですね。なんかゼロが一個足りないんじゃないかと思ってしまいます。
私なりに考えた盛岡の道路の特徴は

  • 幹線と細街路しかない
  • 丁字路の組み合わせのような交差点がいくつも存在する
  • 物理的な分離帯が少ない
  • 使える迂回路が無い

の4つだと思います。道路と道路網が混じってますがそこは勘弁してください。
で、これを解決する為に私は、

  • 歩道つき2車線道路を増やす
  • 隣接する丁字路をロータリー化する
  • バイパスに中央分離帯を作る
  • 一方通行を組み合わせて4車線道路並みの容量を確保する

の4点を提案します。特に、一通組み合わせとロータリー化は推したい。
例えば、下の橋から岩手女子高、大正館、ジャパンスイミングスクールを経て開運橋に至る道と菜園を、互いに反対の向きに流れる一通路にしたら、4車線道路を新たに作らなくても4車線道路並みの容量が確保できるし、流量は二つの街路とも同じになる筈なので、上手くいけば菜園並みの賑わいがどちらの道にももたらされ、塩釜馬具店とかは観光で寄り易い場所にならないだろうか。
もちろん、その為には大正館の通りを2車線分拡幅しないとならないが、市で計画しているような4車線道路を作るよりは現実的ではないだろうか。
バイパスの外から、中心部に入って来る道路も、同様にすれば、4車線道路を作るより安く済むかもしれない。
他にも

  • つぎはぎだらけ
  • 路側帯に余裕が無い

なんてことがよくあるので、そこを直してくれるだけで、結構走り易い(自転車的に)道路が生まれたりするのでそういったメンテナンスも考慮して欲しいなと思うのです。