遂に札幌まで行けって言い出した

東日本フェリーの高速船(ナッチャンRera・World)と高速バスあすなろ号を組み合わせた乗車券「盛岡・函館きっぷ」で盛岡から函館観光を楽しんできたのは以前話したが、
遂に、札幌まで行ける乗車券が誕生したのだ。その名も
「ナッチャン盛岡・札幌きっぷ」

「ナッチャン・高速バスきっぷ」発売開始について:東日本フェリー

苫小牧の様に、高速バスがFTに乗り入れるのは青森側のみで、函館側はFTから函館駅の間はシャトルバス連絡となる。乗り換えは実に3回です。
この切符のポイントはそれぞれの乗車便を自由に設定できると言うところですね。
リンクしたページにも書いてますが、函館で宿泊する事も可能である。勿論、宿泊についてこの切符は関与しない。

この切符とは関係ないが、函館港の遊覧船ブルームーンが函館港FTまで延長される事になった。

ブルームーン シャトル便7月28日(金)就航!:東日本フェリー

これは画期的だと思う。
なぜかと言うと、これまでフェリーがどんなに高速化されても車のない人にとっての起点はあくまで駅であって、FTまでの連絡手段が駅とFTを結ぶバスしかない状態ではどうしても鉄道(青函トンネル)に比べ不利であった。
それが、今回のように、FTから直接観光地に乗り入れする事によって、少しでも鉄道優位の立場を崩せるのではないかと私は思うのであった。
あとは青森口の改良が必要だと思うが、これはもう東北道直結が一番いいのではないかと思う。