二つの専門学校の文化祭に行って来た

学園祭シーズンでありますが、普通の学校の文化祭って、生徒がどうでもいいものの(フランクフルトとかエコ石鹸とか)のセールスに熱心だったりして鬱陶しい訳です。
職業高校でもない限り、高校の文化祭って面白くない。自身が高校生の時ですらそうだったのだから社会人となった今なら尚の事つまらない。
という事で、偶然専門学校の文化祭に行く事になった。
岩手大学不来方祭もやっていたけど、いつの頃からか高校生向けの学校公開となっている感があって、一般人を楽しませる要素が希薄なので遠慮した。

今回行ったのは菜園調理師専門学校・盛岡社会福祉専門学校と盛岡調理師専門学校。
近年コアトレースと名前を改めた元・久保学園系とかつて生活学園と名乗っていた盛岡大学系の学校です。
介護や福祉は分からないけど、調理系は毎日触れる身近なものだけに、学校のレベルを計るにはちょうどいいと思った。
因みに、かつて生活学園高校と呼ばれた現・盛岡大学付属高校では調理師の資格を取れたはずだが今はどうなのだろう。それが魅力で盛付を選んだ人もいたし、そこでの資格を生かして社会で活躍している人は大勢居る。

まずは菜園調理師専門学校。

上層階と2階が飲食コーナーとなっており上層階ではコーヒーが一杯50円。
一品250円のスイーツを2種類扱っていた。
専門学校の生徒が作っているので、普通の学校と違いまともなものが出てくる。
二種類とも食べたが、なかなか良かった。
ただ、食べている最中に観察していて分かったのだが、同じものを作るのに慣れていない様子で、どれもこれも形がバラバラであった。
同じものを複数作るというのは難しいのだ。
同じ階にある歯科コーナーも見学した。
2階ではローストポークのサンドイッチを食べたが、結構待たされた。
これは家で作れる程度のものだった。
カフェメニューというのは個性を出すのに苦労するのだろう。

他に飲食以外では手話で歌うサークルなんかもあった。

次に盛岡調理師専門学校。

ここは調理師専門学校のみなのだ。
食堂は2階にある。菜園調理師専門学校と比べると男子生徒が多い感じ?
早速、カレーと牛丼を注文。
しばらくして料理が運ばれてくる。
確か共に400円。
カレーはコラーゲンが良く溶けてなんともいえないトロみがある。
牛丼は生姜がほんのりと香る。
これは肉が臭い事の裏返しなのかな?とも思ったが、味がしつこくなく、どこかのチェーンよりはるかに美味しい。

二校を比べると、盛岡調理師専門学校のほうがレベルは高いのかなぁと思った。
ただ、学校は一日(しかもお祭りという特殊な日)だけ見てもほとんど何も分からないし、環境にも左右されるのでどちらが良いとも言えないのだろうな。
料理の展示では武将料理と銘打ったものや、料理小話の先生が作ったものが展示されていた。


盛り付けコンテストはどちらの学校でも行われていたが、モリチョーの方が参加生徒が多かった。
どちらにも共通していえるのは、若さゆえの「盛りすぎ」