三沢と十和田市を結ぶ十和田観光電鉄はどうしてダメダメなのか

十和田観光電鉄とは、東北本線の三沢駅と、十和田市を結ぶ延長14.7kmの地方鉄道です。今回の三沢航空祭の為に、私は十和田市に一泊する事にしたので、この電車を利用したのです。

まず、毎回来て驚くのは、駅前広場が無い(タクシー乗り場ならある)事ですね。地盤の悪いところを避けているとはいえ、JRの貨物ホーム跡に電鉄のホームをもって行くことは出来ないのでしょうか。
続いて、電車ですが、これがどういう訳か、時間に法則性が無くって毎日利用している人でも、例えば、朝と夕方利用している人でも、昼間の電車の時間って分からないんじゃないでしょうか。それくらい電車の時間は適当です。しかも、時刻表を見ると、特急到着数分前に電車が出発していたり、30分以上待たされたりと、ＪＲと連絡する気はゼロのようです。できる事なら、30分間隔にして欲しいです。それが駄目なら、JRに接続のいいダイヤにして下さいな。
あと、ワンマン運転だから当然、運賃を受け取るのは運転手(の後ろの料金箱)なんですが、ラブホの窓口じゃないんだから、手だけニョッと出すのはやめてください。夜に乗ると本当にラブホの窓口です。
続いて、十和田市駅

十和田市も他の都市と同様に、ダイエーが撤退した様子で、マークが円になっています。それはいいとして、駅員さんが窓口できっぷを売ってくれません。券売機が札を受け付けなくっても両替するだけです。客にとっては却って手間です。常駐しているのが1人で、厳しいのは分かるけど、客と接する機会を逃している感じです。
好きでないなら、一向に態度悪くっても、客から見放されて潰れても構わないんだけど、好きな鉄道の一つだからこう言うわけです。
十和田市自体はなかなか、観光の可能性がありそうな街でした。

上の建物は、市内某所で見つけたのですが、こんな渋い建物が沢山あれば、整った町割りにマッチして、街歩きが楽しくなります。
亀屋が廃墟になって久しいですが、ここもぜひ、亀屋の名前で入居者が見つかるといいんですがねぇ。カワトクか中三に頑張ってもらうとか？
なんて無責任なんだ。