秋田空港リムジンバスに乗るの巻き(上下線とも)

特に用事もなかったけど空港に行きたくなったので秋田空港へ行こうと思った。

仙台でも良かったけど一回も行った事の無い場所の方が良かろうという事で。
空港バスは秋田駅西口から出ている(始発停留所は県庁前だったかな)。
運賃は空港まで890円で1万円札の両替には対応していない。
これは降りる時に一万円札しかもっていなかった人がいたので対応を見れたのだが、運転手さんが空港内の案内カウンターまで両替をしに行っていた。
私も一万円札しかもっていなかったことがあるが、岩手県交通の対応は自分で両替をさせに行かせた上で説教をするというものだった。
今回乗ったのは8時15分に出るバス。なかなかの乗車率。15人くらいは乗っているのではないか。
木内前を通過し、秋北バスと並走しながら竿燈大通との交差点を直進し市街を南下。空港まで40分の道のりを延々と一般道だけで通す。駅以降の停留所での乗車は無し。料金表は各停留所から空港までのものしかなく、空港以外は乗車のみなのかもしれない。が、詳細は不明。
岩手県交通の場合、バスセンター〜盛岡駅間は乗降可だ。たまに制止する運転手もいるからもしかしたら駄目かもしれないけど、私が乗ったものに限れば可だった。
車内は運転席直後の席4人分を撤去して荷物置きとしたスペースがある。

過去に運行していた仙台市営の空港バスもそうだったし、帯広空港のリムジンバスもそうだった。バス下部のトランクを開けなくていいメリットがある一方で、大きな荷物をハイデッカーに持ち運ぶのは結構辛いものがある気がする。
例えば、ノンステのワンロマ車を導入して、運転席直後の座席を荷物置きにしたら大きな荷物も楽に運べそうだがどうだろう。
空港行きは所要40分で遅れることも無く到着。
次に、秋田駅東口行きに乗った。10時15分発である。
この直前の10時丁度に一般道経由の西口行きがある。この15分後、しかも高速経由東口行きと同時発で一般道経由西口行きがある。到着便に接続し、随時発車とはいえ15分間に3台も出す必要は無いと思う。事実3台の乗客を合わせてもバス1台分に満たない乗客数だ。
乗り場は東口行きと西口行きではバス停のポールが分かれている。

3人の乗客を乗せて発車。
空港を出て直進し、自動車専用道路を経由して高速道に入る。専用道から高速に入ってもすぐにジャンクションがあるので煮え切らない走りが続く。遂に煮え切らないまま一般道へ入る。ずっと直進し、東口に到着。

時刻表の上では一般道経由より15分速く着き、先行している空港バスと同時着の筈だが、相手は西口着なので確認のしようがない。しかし定刻に着いた。
高速経由は確かに速いが一日二往復しかなく、仙台空港鉄道の快速と同じくらい意味不明だ。県道61号「あきたびライン」が川辺豊成か御所野まで延びたら、そのまま高速に入らずに一般道を走った方がいいのではないか。その上で従来のリムジンバスを「あきたびライン」経由に統一し木内〜空港間無停車として運行すればいいと思う。