輓馬の馬が大変なようです。

まずはこのニュースから
減少続く飼養頭数 食肉需要増える
http://www.tokachi.co.jp/WEBNEWS/051110.html
これは色々な問題が絡んでいるんじゃなかろうか。なんでかって、

ばんえい競馬に出走する大型で重量のある輓(ばん)系馬の多くが九州方面に食肉用として競り落とされていく

道内でも同じ様に場産地として知られる日高地方はどういったセリをしているのでしょうか?
競走馬として育てても、食肉用として競り落とされるなんて事が日高でも起こっているのかな?
十勝の場合、これは生産と加工の不一致とでも言えばいいのかな。
あと、近年は肉用馬の生産が主なので、農耕馬を生産していた頃と比べ、馬が大型化しているのは知っていたが、その馬がなんと九州で食されていたのは知らなかったよ。
九州で馬肉が有名なのは熊本だから、きっととか地産の馬が熊本名物として
消費されて行くんだろうね。なんか複雑です。
そういえば仙台名物の牛タンも殆どがアメリカ産なんだよね。
こうなると、食べ物自体というより(仙台を例に取れば)牛タンの加工・と提供が名物って感じもしてくる。
そんな中、確実に地元産であろう物を使っているのは十和田のダチョウ肉だ。
なんでダチョウを育てるようになったかは知らないが、ダチョウの刺身は美味かった。
十和田も馬肉が有名なので、近いうちに十和田に馬刺しとダ刺を食べに行くことにします。
しして、これでひとつ謎が解けた。
それは、盛岡で毎年行われる「ちゃぐちゃぐ馬コ」の馬はどこから来るのかと言う事だ。
あの馬は普段、何をやっているのかいつも気になっていたんだ。答えは3つ
①馬肉になりかけた。
②普段は輓馬として活躍中
③趣味で飼っている
暑い中、厚着をさせられて、何キロも熱いアスファルトの上を歩かされる。
そんな馬コが私には可愛そうに映ったのでした。