LRTの話題とか

3月に、LRT何とか隊とか、自転車会議とかがおでってで、なんかやってたんですが、なんと言いますか肝心なところが抜けている物が多くて、
「こんなもんか」
と思ったのでした。と、以前書いたような。
自転車危険マップが有益だったと言う感想と共に。
で、こんな意見もありました。
しょっぱなダケド言わせて!!(2007年03月12日(月) ):(こた日和)
タクシー使うと3000円くらいかかる所に住んでいる人が、市内をクルマ乗り入れ禁止にしようと言うのに反対だ!と言っている感じです。
まぁ、クルマが無いと生活できない所に住んでいると言うので、言っている事は分かるし、インフラを整備しない規制はマイナスにしかならないと思うので、私も乗り入れ禁止するとすればそれは、反対なんですが、以下に出てくる

だってさ、これって。
「車使うのが不便になれば、車に乗らなくなるべー」ってことですよね。

ってのは、当然の事なのに、なんで怒るのかなぁと思う。
だって、公共交通(特に軌道系)が利用されてる所ってのは、それだけ車が不便なのだ。
東京の鉄道は待ち時間も少ないし、それだけ便利に感じるけど、時間が正確って位で、居住性はクルマにはかなわないと思う。道路が実現しなかった都市計画どおり整備されていれば、車で通勤する人が多かったと思う。
だから、クルマが相対的に公共交通より便利な地域ではクルマが選択されるのだ。
で、俺が思うに、重要なのは、車で行くのが不便でも行きたい所かと言うのが重要で、盛岡都心の場合、ショッピングでは分野によっては、郊外に完敗なので、これをどうにかするよりも、役所とか業務地区を中心部に集中させればいいのに、盛南開発なんかやってるので、LRTを整備するのは無意味だと思うのでした。
(まとまってないなー。)
ところで、タクシーで3000円もするところに住んでる人が、バスを安くするとか、自転車の走行空間を云々言ってますが、そうなったら使うのか私は非常に疑問です。

ここからは違うネタ。
いずみ野線延伸、「LRTが黒字化」と報告書/神奈川県の研究会:神奈川新聞
このLRTが最適ってのはツインシティ計画が妥当かどうかを考えてから出すべき結論だと思う。
LRTって単語が「いい公共事業」って感じに使われている気がする。
路面電車・清輝橋電停 孤島状態を解消へ スロープや横断歩道設置 平面移動可能に 岡山電気軌道来月中旬着工
岡山電気軌道 41年ぶり新電停 路面電車清輝橋線 来月末に「東中央町」:岡山日日新聞(2つとも)
岡山電気軌道に新駅です。ただ、既存駅間500mの所に作るので、停留所間隔が250mとかになるんでしょうか。それは短すぎだと思うのです。
 盛岡の街にLRTを 「走らせ隊」が盛岡市の交通政策で要望:
盛岡タイムス
この話題は、一番上のネタと繋がるんですが、タイムスがいつも熱心に取り上げてます。このネタ自体はIBCニュースエコーでもやってたみたいです。
タイムスの記事中の中の橋を渡るLRT(富山ライトレールの車両を合成)の画像なんですが、クルマが写ってません。それどころかバスも写ってません。自転車は合成だけあって、歩道走行です。
この橋にLRTが通って、車も通って、自転車も歩行者もとなったら、絶対に、何かを犠牲にしないといけません。それは多分、歩行者と、自転車です。
自転車の走行空間を確保すれば、犠牲になるのは自動車交通ですな。
この団体がやってる事って、鉄ヲタとしては面白いんだけど、現実味に欠けるから応援できないのよね。