組めばいいのだ

先日の市議会の発言で、面白い事を言っている人を見つけました。

〈盛岡市議会一般質問応答要旨〉鈴木一夫氏 JR山田線の活性化を:盛岡タイムス
①新駅設置などJR山田線を活性化させる考えは。
②市総合交通計画に基づき、市の交通体系をあるべき姿に移行する決意は。
LRT(ライトレール・次世代型路面電車)の導入は。

市の交通ビジョンにLRTって言葉が入っているのかと思いましたよ。
議事録は3月までのしか検索できないので、今回のは直接閲覧できるところに出向く必要があるのです。なので、質問の詳しい内容はもうちょっと待ちましょう。
で、この人が、どんな人なのか気になりまして、HPを見てみました。
鈴木一夫WEB SITE
前原議員の秘書になる前はどうしてたの?とか、県議会選挙に落選してから、市議会議員になるまではどうしてたのかとか気になるところなんですが(だって、プロフィールで空白だから)、コンテンツの2段目が交通政策だったり、日本の鉄軌道を全線争覇してるらしいことから相当の鉄マニなんじゃないかなぁと思います。
もしかして、大学のサークルは鉄研かな?
因みに、知らない人です。
掲げている交通政策は、盛岡の鉄道マニアなら誰でも頭の中で構想し、裏紙に路線図なんか描いた事があるような内容です。
例えば、

文教施設に行く人が地方鉄道の主なお客さんですから、これは誰でも思いつくのです。
ただ、岩手大学に通っている人って、一体どこに住んでるのかなぁって、考えるとちょっと、新駅設置には「?」なのです。
大学周辺の家賃が下がればいいなぁ。

  • 山田線の頻繁運行

これも考えますよね。山岸から盛岡駅まで8分で着きますから、松園山岸線(バス)より遥かに便利だなぁと。
しかしながら、盛岡中心に行くには、この8から9分って言う時間は殆ど無意味です。なぜなら、山田線って盛岡の市街地の淵をなぞっているからです。
中心部を通る。又は、中心部に向かうつまり、放射線ならいいのですが、山田線は盛岡の環状線(輪にはなってないけど)なのです。ゆえに、頻繁運行はあまり効果が無いのではなかろうか。
仙北町駅を例に出してるのですが、JR東日本が出している2006年の仙北町駅の乗降客数は1494人で、毎年減り続けているのです。これは、見込みよりの利用者が少ないと言われた青山町の1327人と同程度です。青山町駅って仙北町駅くらいは使われている駅なんですね。隣の厨川駅は3099人です。滝沢は2902人。仙北町の次の岩手飯岡駅は2461人です。大釜で562人なので、頻繁運行すれば500人くらいは一日平均で使うかもしれません。そうなると便利かもしれませんが、さっきも言ったように、山田線は環状線なので、思うように増えるとは限らないし、東北線、銀鉄線に接続するダイヤじゃないと失敗するかもしれません。私は、本数の増加で増えるのは、盛岡駅で降りる人ではなくて、各線に乗り継ぐ人だと思っています。
さて、この人の質問を受けて、「走らせ隊」はなんか反応したかなぁと思いきや、blogではなんも反応してませんでした。
以前、質問があったときは反応したんですけどね。
走らせ隊の隊長は戸舘弘幸行財政改革推進課長じゃないかと思う。