魔改造校舎

先週の土曜日に材木町へ行ったら、青年会議所の人たちが
「まちづくりのアンケート」
みたいなのをやっていた。
書きたいことはあったけど、なんか
「書きたい奴はお前から来い」
みたいな積極性の無い感じだったので辞めた。
曰く、
「あやつらは社長の息子とか地元で力のある人と関係あるから書いたら反映されるかも」
「まぁ、なんかやらないと駄目なんでしょ」
との事。
まぁ、行政が作った都市計画の中でも勝手に良好なコミュニティは形成されるし、住民参加でも入りづらい雰囲気ってあるし、私としては、安全な道路がないと話しにならん訳です。

函館 ・ 弥生小学校の保存を考える

ココは割りと冷静に具体的に纏まっていた。
数年前の耐震診断で大丈夫でも次の診断は駄目って事もあるだろう。
外観は大丈夫に見えても内部で鉄筋が錆びているとか、素人目には分からない事もあると思う。
どうせなら解体前に図面でも起こして、同じ場所に同じものを建てればいいと思う。
残したいのが景観ならそれが一番いいだろう。
幸運な事に、この校舎はコンクリ製なのでそれが問題なく行える。
盛岡の小学校校舎なんて、古いのは全部木造で、そんなことは絶対に出来なかった。しかも市内の学校は生徒増殖中の時期で、既存(木造)校舎存置が困難な状況だった。だが、風景は残したかった。という事で、木造校舎の模様の鉄筋コンクリート3〜4階建ての現校舎が出来た。山岸小学校とか、仙北小学校とか、大慈寺小学校なんかはその典型。
それにプラスで校庭が狭くて、不便。だけど平成になっても木造のままで残っちゃったが為に貴重な雰囲気が倍増してしまった杜稜小学校は雰囲気を残しつつ立体的にスペースを創り出す校舎に変身した。
少なくとも私が小学生なら、古い校舎よりも新しい校舎で学びたい。
函館のこの学校の場合は、そんな盛岡市みたいに無理をせずとも現校舎と同じものを、やりようによっては新築出来る訳だから、そうしてしまえばいいのにと思うのであった。