別に旧・第一書店前だけが高い訳ではない

毎年この季節になると路線価が発表されて、岩手だと
「価格のトップは第一書店前の○○万円でした」
なんて発表があったりする。
今年は一ヶ月早かったそうな。
しかしである。テレビでは確かにあそこの地価が高いとは言うけど、別に第一書店(現・ツルハドラッグ)前だけが高いのではない。
具体的には、丸藤の交差点から映画館通り交差点までの地価が高いのであって、第一書店(現・ツルハドラッグ)前はあくまで標準となる場所。
だから、さわや書店の前も同じく高い。
因みに、路線価の県内トップは盛岡の例の場所の35万円なのだが、秋田、青森、山形のトップは20万円前半。八戸なんて盛岡のトップの半分が一番高い。
路線化が高い所ってのは必ずしも商売をするのに有利って訳ではない。特に最近は郊外店が台頭してきているし。
ただ、求心力の参考にはなると思う。
盛岡の家賃が高めってのも路線価を見るとなんとなく納得できる。
あと、東北の上位は仙台と郡山と盛岡なんだけど、新幹線停車駅の乗降人員も東北では上から、仙台、郡山、盛岡の順になっている。
あとリクルートが発行するフリーペーパーであるHot pepper(ホットペッパー)もこの3都市で発行されている。
まぁ単純に路線価と乗降客数で、出店や、進出を決めたりする事は無いと思うけど、都市の魅力が路線価とか乗降客数に反映されていないとは思わない。