宮古-室蘭間のフェリーが就航した場合のあれこれ2
前回は宮古からフェリーに乗る場合について書いた。
今回は室蘭から宮古に着いてからの事。
例によって岩手県北バスの時刻表検索を活用してみましょう。
http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/regular/bus_search/
ホーム > 路線バス > 路線バス 時刻表・経路・運賃 検索
前回も書いたが、宮古フェリーターミナルから一番近いバス停は「市民会館前」
ここから宮古駅に行くとすると
- 平日
B21(市民会館前)-宮古駅前 07:13 07:25 2.6km 160円
B43(船越駅前・山田中央町・柳沢)-宮古駅前 07:15 07:28 2.8km 160円
- 休日
B41(山田中央町・柳沢)-宮古駅前 07:36 07:49 2.7km 160円
B31(重茂車庫・白浜)-宮古駅前 07:40 07:55 2.8km 160円
現状だとこれが一番早く市民会館前を通過するバス。
宮古に午前6時に着いて1時間以上バスが無いのはあんまりだと思うが、現在はこんな時刻ですよと言う事で。
始発のバスに乗り宮古に着いたとして、そこからは106急行に乗ってみる。
http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/archives/1074/
盛岡⇔宮古/山田・船越(106急行バス)
岩手県北バス
平日だと宮古駅前6番乗り場から7:35、休日だと同じく8:05に乗る事になる。
7:35の急行バスの盛岡着時刻は9:50だが、休日に乗るであろう8:05の急行バスは盛岡着10:20
因みに、7:35の前に7:05というのもあるが、これを使うためにはタクシーを利用する事になりそう。まぁ宮古駅まで30分以上歩けばタクシーを使うこともないんだけど、そのタクシーだってせいぜい1200〜1500円ってところだろうから相乗りすればそんなに高くはないのではないかと思う。
次に鉄道はどうか
宮古フェリーターミナルに一番近い駅は磯鶏駅だ。現在は運休しているがフェリー就航後に三陸鉄道として復旧するとのことなので、時間が合えば有効な交通手段かもしれない。
手元にある時刻表が2009年のものなので何とも言えないが多分運休前の2011年3月でも似たようなものだったろうと言う事で比較
- 全日
釜石発6:21→磯鶏発7:56→宮古着8:00
これが宮古行きの始発である。
宮古へ行く高校生に最適化された時刻だと思う。
バスだと宮古に行くのが最適だが、鉄道の場合は反対の釜石方面も乗り換えなしで行けるので、そっちも調べた。
- 全日
宮古発6:23→磯鶏発6:26→釜石着7:35
この列車だと釜石発7:40の快速列車に乗り継いで遠野・花巻方面へ行けるので鉄道利用なら釜石・遠野・花巻方面を推したほうがいいかな。
因みにこの快速列車は10:02に盛岡着なので、山田線利用で盛岡に行くより早く着くのだ。
これはあくまで2009年の時刻表に依るのだが、復旧後は三陸鉄道になるので、釜石からそのまま南リアス線に直通するかもしれない。
- 結論
宮古方面はバス。釜石・遠野・花巻・盛方面は鉄道利用が最適。
盛岡へは休日か平日かで変わってくる。
- どうしてほしいか
フェリーが宮古に着いてから宮古市街まで行くのに現状だと相当待たされるので
-
- フェリーターミナルを6:20頃に出る106急行バスが欲しい。
フェリー就航後にどうなるかはわからないが現状の時刻を見る限り、宮古に着いてからフェリーターミナルで足止めを食らうことになりそうなので、
宮古駅前までのシャトルバスを出してほしいところ。
そのシャトルバスが106急行だとなお便利かなと思う。
ただ、山田・船越から出る106急行が似たような時間に運行されていることを考えると無理だろうなとも思う。
そんなこんなで宮古に着いたらどうするかを考えてみたのでした。
ではまた。
宮古-室蘭間のフェリーが就航した場合のあれこれ
既知の通り平成30年(2018年)から宮古-室蘭にシルバーフェリーが就航します。
従来八戸-苫小牧に就航していたフェリーのうち一隻を宮古-室蘭航路に充てるみたいで一日一往復でのスタートのようです。
ダイヤもおおむね判明していて宮古着が午前6時。宮古発が午前8時のようです。
http://www.city.miyako.iwate.jp/kanko/miyako-muroran-ferry.html
岩手から北海道へ直通!
平成30年6月 宮古・室蘭フェリー定期航路開設
『 宮古 ⇔ 室蘭 のみち』
宮古市
http://tabiris.com/archives/miyako-muroran-2/
宮古〜室蘭フェリー航路の時刻表が発表。室蘭発が夜行便で、青春18きっぷに新たな「ワープルート」ができる!
タビリス
https://www.silverferry.jp/attachment/57149357-1540-442d-8849-0bb60a013c82/%E6%96%B0%E8%88%AA%E8%B7%AF%E9%96%8B%E8%A8%AD%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E5%8E%9F%E7%A8%BFv2.pdf
宮古/室蘭航路開設のご案内(2016年3月7日)川崎近海汽船株式会社
http://www.silverferry.jp/
シルバーフェリー
と言う事でいろいろ考えてみたいのです。
まず
- 宮古へはどう行くのか(盛岡から)。
宮古発が8時なのでフェリーターミナルには30分前には到着しておきたい(車を利用しない人と言う事で)。
盛岡から宮古はバス・鉄道では2時間と考える。
となると盛岡は午前5:30には出発しないといけないわけです。
- 土砂崩れにより運休しているが山田線は使えるのか。
宮古行きの始発は快速リアスの11:08なので問題外。
鉄道を使いたい場合は盛岡発宮古行き最終の19:06に乗り宮古21:35分着で宮古に宿泊です。或いは花巻から釜石線、近々三陸鉄道になる山田線宮古-釜石間を利用し何れにしろ宮古に宿泊と言う事になりそうです。
では
- バスならどうか。
http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/archives/1074/
盛岡⇔宮古/山田・船越(106急行バス)
岩手県北バス
サイトによると5:45分で宮古着が8:00です。
ふむ。
結論から言うと「盛岡から室蘭行きのフェリーに乗るためには宮古に宿泊する必要がある」ということですね。
因みに宮古フェリーターミナル最寄りのバス停は市民会館前なので、宮古駅前からフェリー連絡バスが出ない限りはこのバス停から800から900m徒歩です。あるいは磯鶏駅からフェリーターミナルにアクセスする手もありますが、歩く距離はあんまり変わりませんしバスでも160円なので大人しくバスを使ったほうがいいかもしれません。
詳しくは岩手県北バスの時刻表検索を活用しましょう。
http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/regular/bus_search/
ホーム > 路線バス > 路線バス 時刻表・経路・運賃 検索
現状のダイヤなら6:55分発B41系統船越駅前行きに乗り市民会館前7:03着が一番いいのではないだろうか。
これを逃すとバスは40分後のB41系統。或いは45分後のE05系統になるが、フェリーの発時刻を考えるとお勧めしない。
6:55発を逃したらフェリーターミナルまで3km走るかタクシーを使おう。鉄道は時刻が発表されていないので分からないが、もしかすると使えるダイヤかもしれない。
- どうしてほしいか
といってもとりあえずは無事就航してほしいのですが、ちょっとアクセスについての希望でもと。
これは宮古に宿泊しなくてもフェリーが使えるようにして欲しいって意味で。まぁ八戸からもフェリー出てるんでそっちでいいとも思うんだけどやはり盛岡に住んでいれば盛岡を早朝に出てフェリーに乗り込んでみたいもの。
-
- フェリーターミナル行きの106急行が欲しい。
つまり盛岡を5:15分に出る106急行が新設されたならそれはフェリーターミナルへのシャトルも兼ねてほしいと言う事です。
とりあえず盛岡からのフェリー利用についてはこんな感じ。
次回以降はフェリーで宮古についてからのお話。
短歌甲子園を見学した
昨日、見なれない制服の高校生が街をウロウロしていたので何かと思ったら、短歌甲子園の為に来盛した人だと判明。
開催場所を探して午後に行ってみました。
歌の感想はここで述べても仕方ないので言わないが、大会自体はもう少しなんとかならんのかと思う。
まず審査員の質問が面白くない。
全然歌への思いを引き出せていない。
トンチンカンな回答にも
「分かりました」
済ませる。
多分、絶対一人は質問するように順番を決めてるんだと思うが、
「〜〜はどんな感じですか?」
なんて漠然な質問してどうする。
審査員は審査に徹して、歌人同士で質問しあった方が面白いんじゃなかろうか。
1試合12分かかるし、それが36試合もあるんだから時間的に質問が一つだけになるのも分かるが、せっかく考えた歌が「処理」されて行く感じはどうにも盛り上がれなかった。
BS俳句王国や、俳句甲子園をイメージして短歌甲子園に行くとそんな不満を抱くのでした。
バスと鉄道を使って小岩井農場へ行く
確か今年に入ってからだったと思うが、小岩井観光線と網張線(共にバス)が従来の国道46号繋十文字より県道219号に入るルートから、仁沢瀬交差点(安曇野と言う名の蕎麦屋がある交差点)より小岩井駅を経由するルートに変わった。
これにより、小岩井農場へ行くルートに田沢湖線を組み込む事が出来る様になったので、実験してみた。
丁度、よさこいさんさが市内で行われるので小岩井農場へ逃げるには丁度よい日和である。
使用したのは盛岡駅を9時46分に出る雫石行きの普通列車。
これを逃すと電光掲示板の通り12時38分まで普通列車は無い。
昔は11時台に一本あった気がするけど、この方が使いやすいのかな?
各駅停車が無い時間帯は秋田新幹線が片道だけで4本通過します。
車内はこんな感じである。
一両で充分な輸送量である。特に二両目はスカスカ。
私が雫石へ頻繁に行っていた頃はもう少し人が乗っていた気がするけど。
道も立派だし、バスは一時間おきだし、それに比べて鉄道は安いし速いけど本数が少なくて、しかも規則性の無いダイヤで使いづらい。これはもう勝負あったなって感じですよ。
大釜で4分停車し、数分走って小岩井に到着。小岩井までは280円。
4組くらいの人間が降りたけどバスに乗るのはどうやら我々だけらしく、静かな駅前で数分バスを待つ。
すぐに来たのは盛岡バスセンター行き。これではない。
因みにこのバスを降りて30分くらい待つと盛岡行きの電車が来る。けど多分バスを乗り通したほうが早く盛岡市街に着く。
8分ほど待つと今度は目当ての小岩井農場まきば園行きが来た。
どれくらいの人間が乗っているかは数えなかったが、10人くらいは乗っていた気がする。
10分ほど走ってまきば園に到着。
料金は340円。
盛岡駅から「まきば号」を乗り通すと700円なのでバスと田沢湖線利用では80円の特になる。
たったの80円差だが、腹痛がいつ襲ってくるか不安な私なので、道中電車が使えるというのは(トイレの心配をしなくていいので)有難い。
余談だが、小岩井農場では自転車を貸しています。広い場内を巡るのにどうぞと言ったところでしょうか。
- ここらへんでまとめ
今回、行きは鉄道とバスを利用できる事が証明されたが、帰りはバスで帰ってきた。
理由は簡単。接続が悪いのだ。
小岩井駅を電車が出るのと、バスが小岩井駅に着くのが同時だったり、タッチの差で間に合わなかったり、30分も待たされたりと、なかなかいい感じに乗換えが出来ないのだ。
バスはせっかくパターンダイヤ(確か毎時8分小岩井駅発)になっているのでそれを崩すのはもったいないし、かといって田沢湖線は秋田新幹線との兼ね合いも合って、数分ずらすのも結構難しいと思う。
解決策として私は、繋・小岩井線を利用した小岩井駅での乗り換え改善を提案したいんだけど、どうだろうか。
それにしても、小岩井発繋温泉行きの本数減ったなぁ。
昔は
雫石駅→(温水プール行き)→小岩井農場まきば園→(繋温泉行き)→繋温泉→(太田経由盛岡バスセンター行き)→盛岡駅
なんて面白乗り継ぎルートを見つけることも出来たんだけどね。
ではまた。
岩手県交通:
http://www.iwatekenkotsu.co.jp/
網張温泉線・小岩井観光線(時刻表・pdf):
http://www.iwatekenkotsu.co.jp/rosen-jikoku/kaisei-henko/20120402/morioka/amiharionsen-koiwaikankou-noujo.pdf
繋・小岩井線(時刻表・pdf):http://www.iwatekenkotsu.co.jp/rosen-jikoku/kaisei-henko/20120402/morioka/tsunagi-koiwai.pdf
まさかの復活
まさか羽田線が復活するとはな。
まぁ、中越地震の時も新潟−羽田線が3往復運行されたから、新幹線の運休と航空路の復活はほぼイコールなんだろうな。
花巻には行っていないけど、使用機材とかいろいろ気になるなぁ。
なんせ花巻には久々に顔を見せるMD90だもの。
因みに運賃は22000円。
JAL−航空券 予約・空席照会・運賃案内−:http://www.jal.co.jp/
短距離利用の新幹線
ちょっと思い立ったので盛岡から雫石へ行く事にした。
公共交通の選択肢は
- 田沢湖線
- バス
- 新幹線
の3つだが、田沢湖線は昔から「もうちょっと頑張って欲しい」程の本数しかなく、時間も不揃いなので思い立って利用するのには向いていない。
バスは盛岡バスセンターを毎時50分に出発し、00分に盛岡駅を出るようになっている。
今回は11時の便を使おうと思ったのだが、年末と言う事でなぜか11時の便が運休に!
休日ダイヤだと10時の便も運休なので、休日を基本とした年末年始特別ダイヤになると9時から12時まで雫石行きのバスは無いのだ。
新幹線はそもそも雫石に止まる本数が少ない。盛岡駅から近いのもあってか折角、開業を期に駅舎を新しくしたのに勿体無い。
だが、今回は新幹線を使う事にした。それは過去にこんな事を聞いたからだ。
「この時間(18時頃)に新幹線が停まってくれれば1000円くらいかかっても通勤に利用するのにね」
確か、駅ナカにあった町立図書館の人が言っていたと思う。
方向は逆だし、時間も全く違うが新幹線を使って雫石に行ってみよう!
いつもは左側の改札だが、今回は右側だ。
上の画像に至る前に、雫石行きのバスが来ていた。
盛岡駅で時間調整をしていた。
元・淡路交通所属。
改札を入ると、さんさ踊りパレードの人形がお出迎え。
駅長が先頭で踊っているが、事実駅長は開催3日間踊っていました。
ホームに立つと、盛岡はやてが到着していました。
けっこう利用されている感じです。
そんなこんなでいろいろしているうちに東京方から「こまち」が到着。
特定特急券なので空いている席に座り、快適な旅を楽しみあっという間に雫石に到着。
降りたのは大人子供含め3世帯10人と言ったところ。
盛岡駅ではこまち発車のおよそ10分後に普通列車が出るのでもしかしたら盛岡駅で普通列車に乗り換えた人もいるかもしれません。
帰りは、普通列車を利用しました。
当然利用客は新幹線より多かったです。途中の小岩井、大釜での乗車も含めて40人くらいは乗っていたかな。
まぁ、新幹線使う人は盛岡まで車で送ってもらうんだろうけど。