DMVが動いているのを初めて見ました

見たと言ってもテレビでです。昨日の6時30分くらいにやっていた宮沢りえがナレーションをしているテレビでやっていました。なんか、けっこうスピードが出るモンなんですね。道路→軌道へのモード変換も初めて動いている絵を見ました。結構スムーズです。時間的なロスも少なそうです。
テレビでは、活用方法で「行く先で崖崩れが起きていてもそこを道路で迂回できるので大丈夫」とか言ってましたが、その為に普段使わない車両を保有することって考えられないから、まあこの発言は普段から使う路線用の発言なんだろうなあと思いました。
んで私は、この車両にはどんな使い道があるのだろうと考えたところ、あんまり派手な活躍が思いつかないのでした。思い付いたのは不便な点も含め下のようなもの。

  • 鉄道からバスへの乗り換えが不要なので、輸送密度の低い区間を廃止しても、ネットワークが確保できる(山田線の上米内〜区界とかね)。
  • テレビでは試験車両は、軌道上を70km/hで走っていたから、鉄道は有るけど高速道路は無いという土地での高速バスの代用なんかにも使える。
  • 札幌付近のような輸送密度の高い区間では使えないだろうから、密度の高い区間は快速運転か道路上を走行する(札幌駅〜大通り〜道央道〜千歳空港〜日高本線〜広尾ってな感じで)。
  • 北海道は札幌か新千歳を基点にしないと不便(観光は特に、起点を間違うとみんなバスツアーに流れてしまいます)
  • 余り鉄道路線から離れると遅れに対応出来なさそう。

いづれにしろ将来が楽しみな車両ですね。鉄マニ的には触手が動かない感じですが。あと、あの車両のアイデアなんだけど、テレビでは幼稚園バス(マイクロバス)を見て思い付いたって言ってたけど、軌陸車で思いつかなかったのかねぇ?
参考リンク

夢の扉
JR北海道「デュアル・モード・ビークル」(交友社)